シャンプーを変えたら髪がパサついてうねる理由!

Posted by Rintorofficial on

シャンプーを変えたら、「髪がパサついた!」「うねりが出てきた!」という経験ありませんか?

実は、リントワシャンプーをご購入いただいたお客様から、「ドライヤーで乾かすとうねりとパサつきを感じた」というお声をいただきました。今回はなぜパサついたか、対処方法は何かをお伝えします!

 女性髪

 

1.髪のパサつく原因


髪のパサつきは表面のキューティクルが傷つくことで起こります!カラーやパーマ、シャンプーの界面活性剤、ドライヤーやアイロンの熱、紫外線などのダメージの原因はいろいろあります。髪が傷むことでキューティクルが開いたり、剥がれて油分が流出してしまい、髪のうるおいが保てなくなり、パサつきを感じるようになります。

ドライヤー

・髪がうねる・クセになる原因


日本人は髪が太めで直毛が多い人種です。しかし、女性の約7割がくせ毛だと感じています。それは成長にともなって髪質が変わったり、髪のダメージによるためです。

特に女性は「人生で3回髪質が変わる」といわれ、思春期・出産後・更年期はホルモンバランスが崩れ髪質が変わりやすくなる時期です。この時に、直毛がクセ毛に変わる、クセがさらに強くなる、髪が細くなる、薄毛になるなどの髪質の変化が起こることがあります。 


・毛穴のまがり 


「クセ毛」の主な原因は毛穴(毛管)の曲がりです。毛母細胞から頭皮までの「毛管」が曲がってくると、生えてくる髪も毛管に合わせて曲がって生えてきます。

ホルモンバランスの変化や髪を強く引っ張る髪型、加齢やストレス、自律神経の乱れなどが原因で毛穴は曲がっていきます

 

・髪のダメージ


髪の中には水を含みやすい部分と含みにくいタンパク質があります。直毛の場合はそれぞれのタンパク質が均一に散らばっていますが、どちらかに偏りが出てくるとクセが生まれます。他にも、ダメージにより空洞ができた髪はバランスが悪くなりクセになります。

 女性

 

2.リントワシャンプーを使ったらパサついてうねった理由


リントワシャンプーを使ったらうねりやパサつきを感じるということは、髪を傷めるシャンプー!?と思うかもしれませんがそうではありません。

 その理由は

直前に使用していたシャンプー・トリートメントが「しっとりタイプ」

 だったからです。

リントワシャンプーもですが、オールインワンシャンプーやサラッとタイプのシャンプー・トリートメントに変えたとき、パサつきやうねりが出る原因のほとんどはこれです。

「しっとりタイプ」のシャンプー・トリートメントには油分を多く含むシリコンが配合されています。そのため、傷んでいたり、クセ・うねりがある広がりやすい髪でも、落ち着きのあるうるおい髪に仕上がります。シリコンが多く配合されているので手触りも滑らかになります。

対してリントワシャンプーにはシリコンは配合されていません。誤解をしないようにしていただきたいのですが、シリコンを否定しているわけではありません。ダメージが大きい髪にはシリコンは必須です!

「しっとり感」や「サラサラ感」などの質感をより強く出そうとすればシリコンが必要になってきます。トリートメントを使わないオールインワンシャンプーでも自分の好みの質感や、髪の状態によってトリートメントを使ってください。
インバストリートメントより、アウトバストリートメントを使った方が必要な分だけコーティングできるのでオールインワンシャンプーの良さがよりわかるのでおすすめです。

今までシリコンが髪に吸着することでボリュームダウン効果と、うねりの抑制効果を出していましたが、リントワシャンプーに変えたことでシリコンがなくなり、素髪の状態が表面に出てきたため「ドライヤーで乾かすとうねりとパサつきを感じた」というお声につながったと考えられます。

 蝋燭

ではなぜオールインワンシャンプーなのにシリコンを入れなかったか。

その理由はリントワのコンセプトにあります。

 

 

3.リントワのコンセプト      


リントワは「今ある髪の毛に本来の美しさを与え、これから生えてくる髪の毛をより美しく、力強くする」「頭皮環境を整え、美しい髪を目指す」とのコンセプトで作られています。

このコンセプトの元では髪をコーティングするシリコンは不要と考えました。リントワはオールインワンのスカルプケアシャンプーとして、今ある髪はもちろんですが、これから生えてくる髪と頭皮のことを考えて作られています

髪と頭皮のことを考えると、シリコンが積み重なることによりキューティクルの剥離を起こしたり、流し残しによる頭皮の環境悪化を起こす可能性があります。シリコンの重みにより根元の立ち上がりが悪くなり、ボリュームダウンになることもあります。シリコンに頼らなくても、髪が元々持つキューティクルが整っていれば、髪は美しいツヤとなめらかな指通りになります。

リントワは髪本来の美しさを追求するために界面活性剤にこだわり、洗いながら髪を補修できるPPT系界面活性剤を主成分とし、キャピキシルを高濃度配合することで頭皮の環境を整え、美しい髪が生えてくる環境を少しずつ整えていく仕様になっています。すぐに抜群の効果があるものではありませんが、優しく作用していくシャンプーと思っていただければ嬉しいです。

 植物粉末

 

4.どうしてトリートメントがないか


市販されているほとんどのシャンプーにはトリートメントやコンディショナーがセットになっていますよね!それはカラーなどの施術やアイロンの熱、シャンプーなどで髪の傷んでしまった部分を補うためにトリートメントやコンディショナーが必要だからです。

リントワシャンプーは補修効果のある界面活性剤を使用しているので、界面活性剤がトリートメントの代わりになり、洗いながら髪を補修します。

もうひとつ、トリートメントやコンディショナーの目的には質感のコントロールがあります。指通りをよくしたり、しっとり感、サラサラ感などを出すためにいろいろな成分が配合されています。

しかし、これらの成分が髪と頭皮に良くない影響を与えているときがあるのです。リントワシャンプーは自身の素髪を大切にしてほしい。素髪でも美しい髪を育んでほしいとの思いで作られたシャンプーなのでトリートメントを作りませんでした。

トリートメントは作っていませんが、髪が整ってくる(下地が整う)ので日頃お使いのトリートメントを毛先中心に使っていただくと、いつもより効果的に、少量で質感コントロールができます。

 黒髪女性

 

5.Rintorが合っている人、合わない人


 ●合わない人

 

・髪が非常に多い・地毛の「クセ」が強い・髪がかなり硬い


Rintorシャンプーには内部補修成分は配合されていますが、コーティングなどにより髪を強制的に落ち着かせる成分が配合されていないため毛量が多い、クセが強い、硬い髪質のお客様には向いていません。

 

・ダメージレベルが高い


補修効果のある界面活性剤を配合していますが、コーティング成分はありません。キューティクルが傷みすぎているとせっかく補充した成分も流出していくので、修復作用が追い付かず、物足りなさを感じてしまいます。

 

・すぐ結果が欲しい方


すぐに結果が出るということは、強い成分が配合されているからです。例えば過剰なシリコンや大量の油分などは、1回の使用でしっとり感やサラサラした指通りを与えます。しかし、長い目で見ると、髪と頭皮に良くない場合があります。

自然

●合う人

 

・髪質


細目~普通

 

・クセ


ない~弱い

 

・ダメージ


ない~少ない

 

・薄毛・ボリュームが少ない方


ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)という髪にハリコシを与える成分を配合しています。頭皮の栄養成分も配合しているので、軽くマッサージしながら洗っていただくと効果的です。

 

・シャンプーでかゆみが出たり、頭皮にできものがあるなどの頭皮トラブルがある方


頭皮環境を良くする効果のあるキャピキシルをはじめ、育毛剤によく配合される植物由来成分も多く配合しています。シャンプーをしたら頭皮がかゆくなったり、背中にできものができてしまう方、頭皮がカサカサだったりできものがある方におすすめです。

 

・素髪を綺麗にしたい方


髪の内部補修成分を配合していますが、シリコンなどのコーティング剤は配合しておりません。だんだんと素髪の状態に戻し、髪と頭皮を整えていきます。

少しずつ効果が現れるので最低1ヵ月はお使いください。モニター様のアンケートでは1週間程で効果を実感された方がほとんどでした。

 こども

 

6.対処方法


合わない髪質をご紹介しましたが、実はトリートメントを使用するだけで対応できます!シャンプーにも補修効果がありますし、頭皮も整うのでよりトリートメントの効果を感じていただけます。

髪が非常に多い、地毛のクセが強い、髪がかなり硬い方は商品名やキャッチコピーに「モイスチャー」や「しっとり」、「まとまる」などの言葉が入っているトリートメントを使用してください。トリートメントの重みで髪がまとまります。

ダメージレベルが高い方はキューティクルが剥離しているのでキューティクルの代わりになるシリコンが配合されている「ダメージケア」や「リペア」などトリートメントを使用してください。キューティクルのケアとコーティング力が高いので指どおりがなめらかになります。

 

7.新しいシャンプーへの正しい変え方


シャンプーを違うものに変える時、いきなり変えると好転反応など、一時的にあまりよくないことが起こる場合があります。今回のように髪がパサついたりうねりが出る場合や、頭皮に痒みやフケが出てきたり、皮脂の分泌が多くなったりします。

それは今まで使用していたものに配合されていた成分が原因かもしれません。洗浄力の強い界面活性剤を使っていると必要な皮脂まで取ってしまい、体が皮脂を過剰に分泌しようとします。洗浄力の弱いものに変えると洗い心地がさっぱりせず、皮脂も多くなったように感じます。痒みやフケを抑制する成分が配合されたものから配合されていないものに変えると、抑えていたものがなくなり痒みやフケが出る場合もあります。

頭皮が整ってくると、皮脂の分泌や痒み、フケも治まってきます。ターンオーバーが約28日ですので1ヵ月程は以前使っていたものの影響が出るかもしれません。


シャンプーを変える時にしてほしいおすすめの方法はこちらで紹介しています!

正しいシャンプーの仕方

 本を読む女性

まとめ


シャンプーやトリートメントを変えたからと言って直接うねりやパサつきを引き起こしているのではありません。今までコーティング力(重み)が強いもので抑えていたのに、コーティング力の弱いものに変えたときに素髪のうねりやパサつきを感じるようになるのです。

リントワシャンプーに変えたからといって、うねりやパサつきが強くなることはありません。現時点の素髪の状態に戻っていくだけです。そこから使い続けていただくことで髪の補修が進み頭皮の状態が整うことによって美しい髪が生えてくるようになります。

「シャンプー」と「トリートメント」が1本になったというより、「シャンプー」と「髪と頭皮の美容液」が1本になったイメージと思ってください。

リントワは製作中に界面活性剤がかなりグレードアップしました。キャピキシルの効果を発揮するために、泡パックしても傷めないものを試行錯誤したのですが、たどり着いたのが補修効果のあるPPT界面活性剤でした。

Point
キャピキシルの製造メーカーから洗い流すシャンプーでも、有効成分量を3分間塗布することで効果(頭皮にうるおいを与え、整える)を見込めるとのお答えがあったので、3分間泡パックしても髪を傷めず、なおかつ補修する界面活性剤を選び抜きました。必ず3分間泡パックしてください!(すぐに洗い流すともったいないです)

 

シャンプーによるダメージを抑え、洗いながら補修できる処方になっているので、ダメージヘアの方にも使っていただきたいおすすめのシャンプーになっています!

基本的にはトリートメント不要ですが、ハイダメージの方や、クセが気になる方はトリートメント・コンディショナーを使っていただいてもかまいません。パサつきが気になる方は毛先を中心にアウトバストリートメントをお使いください。使い続けることで徐々に本来の健康な髪になっていくのを実感していただけると思います。

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