自分に合ったドライヤー選びの選び方!失敗しないポイントはココ

Posted by Rintorofficial on

ドライヤーは、髪や頭皮を美しく保つためにも欠かせないアイテム。しかし高価格モデルから手に取りやすい低価格モデルまで、価格帯や機能が幅広く豊富な商品が販売されていて何を基準に選べばよいか分からない方が多いのではないのでしょうか。

せっかくなら使いやすくて機能性に優れたドライヤーを見つけたいですよね。そこで今回は、ドライヤーの上手な選び方をご紹介します。ご紹介する選び方のポイントや注意点などを把握しておけば、自分にぴったりなドライヤーが見つかると思います。

1.ヘアケアには欠かせないドライヤー


ドライヤーは、健康的な頭皮や髪を手に入れるためにも欠かせないアイテムです。シャンプー後の濡れた髪を放置すると、キューティクルが開いて内部の水分が蒸発したり、髪内部の油分が流れ出てパサつきが起こりやすくなり、毛が傷みやすくなります。せっかくトリートメントなどでヘアケアをしていても、キューティクルが開いている状態では髪の中に入れた栄養分が外に出ていってしまいます。ドライヤーを使わないことで日々の努力が台無しになってしまう可能性があるのです。ドライヤーでしっかり乾かすことでキューティクルが締まり、傷みにくくなります。

また、頭皮は常在菌が潜んでいるため、濡れている状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、においやかゆみの原因になります。さらに、枕と髪が接触している部分は湿度が高まるため、より菌が繁殖しやすくなってしまいます。これらの頭皮トラブルを回避し、髪を傷めないために洗髪後は必ずドライヤーを使用するようにしましょう!

 髪を乾かす女性

 

2.ドライヤー選びのポイント


 

ドライヤーや選ぶ時に見るポイントはいくつかあります。電気屋さんに行くと比較してくれていたりしますが、選ぶ際のポイントは「風量」「温度」「イオン機能」「遠赤外線機能」「重さ」「価格」です。基本的には「風量」「温度」「重さ」を見て自分に合ったものを見つければ大丈夫です。付加価値として「イオン機能」「遠赤外線機能」などがありますが「価格」は高くなります。

 

〇風量

ドライヤーを選ぶときに重要なポイントのひとつになるのが風量です。風量は「㎥/分」という単位で表記され、数値が大きいほど風量が大きくなり、髪を乾かすスピードが早くなります。

一般的なドライヤーの風量は1.3/分です。「大風量」と呼ばれる風量の大きなモデルの多くは「1.4㎥以上」が基準となることが多いです。

また、風量が多いと速乾性が向上し、熱風が当たる時間が短くなるため、髪や頭皮に加わる熱ダメージを抑えられます。特に毛量が多い方や髪の毛が長い方は、1.4㎥/分以上を目安に選ぶとよいでしょう。

ただし、単に風量が大きいだけのドライヤーを選ぶと細かい部分に当てにくく、ヘアセットの際に使いづらくなるので注意。

女性

風量が調節できるものを選ぶとさまざまなシーンで活用できて便利です。大風量ドライヤーのなかには2.0/分を超えるモデルもありますが、あまりにも風量が多いと髪の長い方は乾かしている時に髪が絡まりやすくなります。

ウエットブラシなど髪の絡まりを防止するアイテムと併用するのがおすすめです。とにかく速乾性にこだわりたい、髪や頭皮の傷みが気になるという方は大風量モデルをおすすめします。

 

〇温風温度

ドライヤーの温度が高温になるほど髪は速く乾きますが、同時に髪を傷めるリスクも高くなります。一般的なドライヤーの平均温度は100~120℃です。髪は60℃以上になるとタンパク変性を起こし、パサパサになってしまったり、キューティクルが傷んだりしやすくなります。温度調整機能が付いた製品であれば、調整しながらブローできるため、髪への負担を軽減することができます。

温風温度は高いもので140度、低温(機能)と呼ばれるもので60度程度です。ただ、温風温度が低いと髪が乾くまで時間がかかり、髪のくせも直りにくくなります。自動で温風温度を調整してくれるドライヤーもありますが、温風モードと冷風モードを使い分けることで、タンパク変性を防ぐことができます

 卵

髪をしっかり乾かすことは大事ですが、乾かし過ぎると髪の水分量が約20%以下になる状態であるオーバードライ(乾かしすぎ)が起こります。オーバードライを防ぐ方法は、まず根元を乾かすイメージで短時間かつ色々な角度から風を当ててしっかりと乾かします。毛先から乾かすと毛先がオーバードライになり、根元が半乾きの状態になってしまいます。根元に水分が残ったままだと、頭皮トラブルや悪臭と言った原因になってしまうこともあります。

ある程度、根元からしっかりと乾かして、髪全体の8割ほどくらいまで乾いたら今度は冷風に切り替えて完成させることでオーバードライを防ぎ、まとまりのある仕上がりになります。温風、冷風の使い分けで、髪が受けるダメージを少なくもできますので是非試してみてください。また、髪を乾かす前に、タオルドライでしっかりと水分を吸い取ることも大事です。

 タオル

〇イオン機能

マイナスイオンにはリラックス効果や美容効果があると思われていますが、体へのマイナスイオンの効果は、科学的に証明されているわけではありません。しかしイオン機能のあるドライヤーで乾かすと髪の仕上がりが違う。と体験されたことのある方は多くいるのではないでしょうか?

そもそも家電におけるマイナスイオンとは、「空気中の原子や分子が電子を得てマイナスに帯電したもの。」と定義しています。ドライヤーから出るマイナスイオンは、空気中にある水分をマイナスイオンにすることで髪に潤いを与え、静電気を抑えて髪のダメージを防いでくれます。ただの風で乾かすとパサッとしてしまいますが、イオン機能があるドライヤーを使えば、髪に適度の水分を残した状態でブローをすることができるので、あまり髪が傷むことはありません。

髪が乾燥してパサついている人やくせ毛に悩んでいる人、髪がまとまらない人にはイオン機能がついたドライヤーをおすすめしますが、髪のダメージを防ぐためには、トリートメントなどで髪の内側から修復するなどといったケアが大切です。

 水滴

〇遠赤外線機能

遠赤外線は、医療機器、ヒーター、調理器具などさまざまな器具に使用されています。ヘアドライヤーに搭載されている遠赤外線機能は、速乾性があり、熱ダメージを抑えつつ髪を乾かします。その効果はマイナスイオンと同様に科学的に証明されていませんが、髪の内側から温めることで髪に水分を残しつつ乾かすことができる。と言われています。

 

 

〇ドライヤーの重さ

ドライヤーのデザイン性や機能性が良くても、重いと使い勝手が悪いですよね。ドライヤーは毎日使うものですから、できるだけ軽い方が使い勝手も良いと思います。美容室で髪を乾かしてもらう時、美容師さんはドライヤーを振っていると思います。これは同じところに風を当て続けると、頭皮や髪がやけどした状態もしくはオーバードライとなりごわつきの原因になるからです。理想的なドライヤーのかけ方は、同じところに風が当たらないようにドライヤーを振り続けることです。

一般的なドライヤーの重さは600g程度ですが、より疲れにくさを重視するなら400〜500gの商品がおすすめです。ただし、軽量モデルには風量が少ないものもあるので選ぶときには注意が必要です。また、持った時の握りやすさも確かめておきたいポイントです。

 ドライヤー女性

〇ドライヤーの価格

ドライヤーの平均寿命は3~4年で、その原因は電源コードの断線、熱線の異常加熱、モーターの劣化などです。そのため、ドライヤーは定期的に買い換える必要があります。価格が高いものだと簡単に買い換えるのも難しいので、購入前に使う頻度や寿命を考え、購入価格を決めていきましょう。髪を乾かすだけなら5000円以下のドライヤーでも十分です。風量が多いか、持ったときに重く感じないかをポイントにして選ぶと良いでしょう。

安い価格帯でも良いドライヤーはたくさんありますが、髪を乾かす以上の付加価値を求めるなら2万円前後のドライヤーがおすすめです。上記で挙げたイオン機能や遠赤外線機能付きのドライヤーは1万円以上の高価格帯のものがほとんどです。最近では美顔器付きや頭皮マッサージ機能などがついた多機能で高額なドライヤーを多くみかけます。また、高価格帯のドライヤーはデザインがおしゃれなものが多いのも魅力的です。

 リントワ

 

3.ドライヤーのメンテナンス方法


自分に合ったドライヤーを見つけたら少しでも長く使えるように、まずはコードの断線を防ぎましょう!保管する時にコードを本体に巻き付けていませんか?コードをしまうコツは本体に近い部分はコードをまっすぐにしながら、残りの部分は大きなループ状にすることです。こうしておくことでコードの断線を防げます。

そして定期的にフィルターを掃除することも大切です。ドライヤーは外気のホコリを吸い込まないようにするためにフィルターを搭載しています。フィルターにゴミが溜まったら、しっかりと手入れをしましょう。毎日の保管方法や定期的なメンテナンスをすることで、ドライヤーを長持ちさせましょう。

 

 

まとめ


ドライヤーを選ぶポイントはいくつもありますが、自分のヘアケアに必要なポイントを見ながら選んでみてください。低価格のドライヤーでも、乾かし方次第で髪は綺麗になります。付加価値をつけたいのであれば高価格帯の自分に合ったものを選んでください。メンテナンスなどしっかりと手入れをすることで長持ちもしますよ!

 

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