そもそもシャンプーって?一般的なシャンプーの中身とは!

Posted by Rintorofficial on

ほとんどの方が毎日シャンプーをされていると思います。ボタニカルシャンプーやスカルプシャンプー・エイジングケアシャンプーなど、いろいろな種類のシャンプーがありますよね。今回はそもそもシャンプーとは何かをお話します。

 

 

 

 

1.シャンプーとは?


昔、北インドで香油を使って頭皮マッサージをしていたことに由来します。18世紀ごろイギリスに伝わり頭皮と髪を洗浄することに変化していき今に続いています。

近年の日本では、ほとんどの方が毎日シャンプーをしていると思いますが、1950年ごろまでは月に1~2回、1980年代で週1~2回程度でした。

 

2.なぜシャンプーをするのか?


なぜシャンプーをするか考えたことはありますか?

子供のころからの習慣で

汚れを落としたいから

気持ちがいいから

 いろいろな理由がありますよね?シャンプーは髪を洗うものですが、最も大きな役割は、頭皮の汚れを洗い流すことです。

頭皮の汚れは主に、皮脂や角質、ほこりや花粉などがあります。汚れがたまると頭皮と髪のトラブルの原因になるので、清潔に保ちましょう。

 

3.シャンプーの中身


シャンプーの基本的な成分構成は水・界面活性剤・添加成分・防腐剤です。こう書いてしまうと食器用洗剤と同じですね。

極端な話ですがお使いの食器用洗剤にシリコンを入れればシャンプーの出来上がり。シリコンの量によりますが実際に髪を洗ってみると、さっぱりとした洗いあがりで髪もサラサラになり、頭皮のニオイも消えてしまいます。

 

4.シャンプーの成分


 シャンプーの中身を少し詳しく見てみましょう。

 

:ほぼすべての製品は水が一番多いです。シャンプーの約50%~70%を占めています。水の割合を多くして価格を下げているというわけではなく、使いやすくするという意味合いが大きいです。

 

 界面活性剤

シャンプーの約30%~40%を占めます。「シャンプーの良し悪しは界面活性剤によって決まる!」といっても過言ではないくらいに重要な成分です。

シャンプーで使われている界面活性剤の多くは、高級アルコール系洗浄成分です。これらの成分は安価で泡立ちが良いですが、洗浄力が高く必要以上に皮脂を取ってしまうため髪や頭皮へのダメージもあります。

ほかにもアミノ酸系洗浄成分や石けん系洗浄成分などがあります。なかでもアミノ酸系のココイル加水分解ケラチンKはお勧めです。髪と同じケラチンタンパクからつくられた洗浄成分で、洗いながら保湿をし、ハリ・コシを与えてくれます。

 

 添加成分

:代表的なものはシリコンです。カラー剤やパーマ剤の浸透を阻害したり、毛穴に詰まるといわれ、「シリコン=悪いもの」というイメージを持つ方もいると思います。

昔の粗悪なシリコンではあったかもしれませんが、今のシリコンは安全性が高く浸透を阻害したり毛穴が詰まることはありません何回もブリーチを繰り返している方など、シリコン入りのシャンプーをお勧めしたい方もいらっしゃいます。シリコンの他にも、ふけ止め・かゆみ止めなどの様々な成分が配合されています。

  

防腐剤

:シャンプーは、高温多湿という細菌が繁殖しやすい環境で使用、保管されます。品質の安定を保つために防腐剤が配合されます。パラベンはイメージの悪い防腐剤の代表ですが、ほとんどのパラベンは安全性が確認され、ワクチンなど医薬品をはじめ食品・化粧品などに広く使用されています。

代表的なパラベンとして、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、などが挙げられますが。パラオキシ安息香酸ブチル強い毒性が確認されており要注意です。

あまり知られていないものとしてはメチルイソチアゾリノンがありますが、これは接触皮膚炎などを引き起こす可能性が高いため避けた方がいいです。

近年、パラベンの代わりに用いられるようになったのはフェノキシエタノールです。天然には玉露の揮発成分であると報告され、ワクチンに使用されるなど安全性の高い成分です。

 

まとめ


近年ほとんどの方が毎日シャンプーをされています。それに伴い、市場では様々なシャンプーが販売されています。その中から自分に合ったものを見つけるのは難しいことかもしれません。一度、成分表に目を通し、自分のためのシャンプーを探してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、エンプローヴの記念すべき最初の製品『シャンプー』です!!前回も言いましたが、かなりの歳月をかけています。製品を作る難しさを日々実感しています。一人でも多くのお客様に喜んでいただけるよう試行錯誤しています。

こだわりの成分を贅沢に配合していますので、よろしければ1度お使いください。

 

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