リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

Posted by Rintorofficial on

シャンプーの後は何を使用していますか?ほとんどの女性が、シャンプー後にリンス・コンディショナー・トリートメントのいずれかを使用されていると思います。それぞれ毛髪の保護を目的としていますが、違いもあります。今回は3つの特徴をご紹介します。今の自分の髪に合ったものはどれがいいのか、参考にしてみてください!

 

1.リンス


基本的には毛髪の指通りを良くし、静電気を抑え、毛髪表面の保護を目的としています。髪の表面をコーティングすることで指通りをなめらかにし、パサつきを抑えることでキューティクルの傷みを防ぎます。

多くのシャンプーはアルカリ性であるため、シャンプーをするとキューティクルが開いてしまいますが、キューティクルが開くと毛髪内部のタンパク質が無防備になり、ダメージを受けやすい状態になります。

女性髪

リンスはプラスの電荷を持ったカチオン界面活性剤です。髪は濡れるとマイナスの電荷を持つので、プラスに帯電しているリンスが吸着します。キューティクルにリンスが吸着し髪の毛をコーティングすることで、髪の毛をダメージから守りながら指通りを良くする効果があります。電気的に吸着するので、髪の毛に塗布し時間を置かずに洗い流してもかまいません。

 

2.コンディショナー


リンスにPH(ピーエイチ・ペーハー)調整の機能を付加したものです。シャンプーで毛髪がアルカリ性に傾いているのを等電点に戻し、開いたキューティクルを締める役割があります。

多くのシャンプーはアルカリ性であるため髪の等電点からアルカリ性に傾いてしまいます。アルカリに傾いた髪はキューティクルが開き、イオン結合も切れやすいのでしっかり等電点へ戻す必要があります。

コンディショナーは髪を等電点に戻す働きがありますが髪につけてすぐに等電点に戻るわけではありません。コンディショナーの成分がアルカリを打ち消し弱酸性の領域までPHを調整するにはある程度の時間がかかります。

製品によりますが、時間にして1分ほど、それよりも短い時間でも髪を手櫛で梳いた感じが滑らかになればOKです。

 

 

3.髪の等電点


「髪の等電点」、聞きなれない言葉だとは思いますが、髪を綺麗にするためにかなり重要なことなので解説します。まずはPHについてですが、0~14の数字で表されます。数字が0に近いほど強酸性を表し、14に近いほどアルカリが強いことになります。これらの中間のPH7が中性です。参考までに胃酸はPH1.0~1.5といわれています。

これは濃硫酸並みの酸性です。この胃液から胃を守ってくれている胃粘膜は大切にしたいですね。話がそれましたが「髪の等電点」はPH4.5~5.5です。つまり中性のPH7より少し酸性のほうに近づいています。よくCMなどでいわれる弱酸性です。

ではなぜ弱酸性の状態がいいのかというと髪のタンパク質と結合が関係しています。髪のタンパク質は酸性のタンパク質とアルカリ性のタンパク質、中性のタンパク質があり、それぞれがイオン結合しています。このイオン結合が最も安定しているPHがPH4.5~5.5の弱酸性の領域になります。

 

4.トリートメント


リンス・コンディショナーは髪の表面コートを目的としたものですが、トリートメントは毛髪内部の修復を目的としています。流出したたんぱく質を補いCMCなどの油分も補えます。髪の質感をコントロールできるものも多くあり、髪のダメージや髪質によってはリンス・コンディショナーよりもトリートメントを使用する方が良い場合があります。

クリーム

多くのトリートメントは毛髪表面の保護もできます。修復成分を毛髪内部に浸透させるため、毛髪につけてから時間をおくが必要あります。ですがより成分を浸透さそうと時間をおきすぎても毛髪がベトつくなど悪影響が出ることがあります。一定以上時間をおいても効果に違いはありませんのでボトルの裏などに書いてある使用方法を守りましょう。

 

5.髪のダメージで使い分け


リンス・コンディショナー・トリートメントの使い分けですが、髪のダメージを一つの目安にするとよいかもしれません。カラーやパーマなどをしていない場合、あまりダメージはないと考えられるので髪の表面保護を目的にリンス・コンディショナーで良いと思います。カラーやパーマなどを施術しいている方は、髪の表面のみならず内部が傷んでいると思われるので是非トリートメントを使用してください。

特にハイトーンカラーなどを施術している方で、髪が濡れている状態で軽く指で引っ張ったときに髪が伸びてしまう(例えば毛先10cmをつまんで引っ張ったときに全体が12㎝くらいになってしまう。つまり20%ほど伸び縮みしているような状態)方は、シリコンの配合が多いトリートメントをお勧めします。

ハイダメージ毛はキューティクルが隔離してしまっている可能性が高いので、シリコンで疑似キューティクルを作り毛髪内部を保護するとよいでしょう。シリコンは悪者のようなイメージを持っている方も多いと思いますが、一概にそうとは言えません。確かにカラーが思うように入らなかったりパーマがかかりづらかったり悪影響が無いわけではありませんが、髪の保護という意味では良い素材です。

女性 髪

質感のコントロール、手触りの向上など他の成分では出しづらい部分でも活躍しています。安全性についても優秀でアレルギーなどはほとんど起こりません。実際に豊胸手術に使用されるパックなど美容整形に使われる素材はほとんどシリコンでできています。頭皮につくと毛穴が詰まってしまうという話もありますがそんなことはありません。

毛穴に詰まるほどの大量のシリコンを髪につけると、いくら流しても油まみれのような髪になってしまい、いくらシャンプーをしても取れないです。健康な髪にシリコンを高配合したトリートメントはシリコンの積層などの悪影響があるのでお勧めしませんが、ハイダメージの方は一度試してみてください。

 

6.併用する場合


リンス・コンディショナー・トリートメントを併用する場合は、シャンプー後【トリートメント→リンスまたはコンディショナー】の順で使用します。

製品によってはトリートメントが最後というようなものもありますが、基本的にトリートメントで内部を補修した後でリンスまたはコンディショナーで表面の保護をします。

先に表面の保護をしてしまうと後で栄養が髪に入っていきませんので注意が必要です。この時にトリートメントで髪は等電点に戻っていますのでリンス・コンディショナーは時間をおかずに流して大丈夫です。

 

まとめ


リンス・コンディショナー・トリートメントにはこのような違いがあります。ただ、はっきりとした定義はありませんので、メーカーによって呼び名は違いますが効果は同じ場合もあります。どのような効果があるのかを表示を見て確認してみてください。

← 古い記事 新しい記事 →