春は新しい生活が始まる季節です。新しい環境になり、多くの人と接するようになります。髪は第一印象を決める上で重要な部分です。髪が整っていると他者から見ても好感が持たれやすく、何より自分のテンションが上がりませんか?
より良い気分で新生活を過ごすために、春のヘアケア方法をご紹介します。
1.春の髪のダメージの原因
・乾燥
一年で最も乾燥するのは冬ですが、春もまだまだ乾燥します。「春一番」と言われるほど風が強く吹くので、頭皮と髪の水分が奪われてしまいます。水分が奪われるとパサつきやゴワつきの原因になります。
・花粉
傷んだ髪や乾燥した髪は静電気を帯びやすく、衣服以上に花粉が付くと言われています。髪に花粉が付くと絡まりやすくなり、ツヤ感もそこなわれます。そして花粉の一番のダメージは頭皮に現れます。冬の乾燥でバリア機能が低下しているので、かゆみや痛み、炎症の原因になります。
・紫外線
春は紫外線がだんだん増えてくる季節です。髪は肌より紫外線の影響を受けます。しっかりケアしていないといつの間にか髪にダメージが。紫外線によって髪のたんぱく質が破壊され、枝毛や切れ毛の原因になったりします。
・ストレス
ストレスは髪に関係ないように思われますが、ホルモンバランスの乱れはパサつきやごわつきなど髪質が悪くなる原因になります。そしてストレスを受け自律神経が乱れると血管が収縮して血流が悪くなります。ミノキシジルに発毛効果があるのは血流を改善し毛母細胞に栄養を与えるからです。それほど血流は髪と密接な関係にあります。ストレスは髪質を低下させるだけでなく、薄毛や抜け毛の原因になります。
2.春のヘアケア方法
・スタイリング前のうるおい補給
スタイリングをする前に髪にうるおいを与え、乾燥から髪を守りましょう。スプレーヤーなどで髪から水が滴り落ちそうになるぐらい髪を濡らしてください。スタイリングの基本は髪の水素結合を切ってからスタイルを作るので、水分を補給すると同時に髪が扱いやすくなりスタイリングしやすいです。
重要なのは髪の水分を保ちながら乾かすこと。乾かしすぎると中の水分が抜けすぎてしまうので注意!乾かしながらうるおいをキープするドライヤーもあるのでおススメです。
髪を乾かしたら、ヘアオイルなどで髪をコーテイングします。こうすることで外的ダメージから髪を保護するだけでなく、髪内部の水分が空気中に出るのを防いでくれます。
髪表面がオイルを付けることで整うので、スタイリング剤の効果も高まります。UV効果のあるスプレーや帽子をかぶることで紫外線や花粉対策にもなります。
・頭皮のうるおいケア
髪以上にケアをしなければならないのが頭皮です。うるおいが不足しバリア機能が低下しているところに花粉がつくとかゆいし痛いし大変です。
シャンプーでしっかり花粉などの汚れを落とすことを意識しましょう。38℃前後のお湯でしっかりすすいでください。
頭皮のうるおいケアで大切なアイテムは「頭皮用美容液」。育毛剤は聞いたことあるけど、頭皮の美容液って・・・思う方も沢山いると思います。実はお肌の美容液や体のボディクリームなどがあるように、頭皮にも専用の美容液があります。
朝と夜、頭皮に美容液を付けることで保湿効果やバリア機能の向上など様々な効果があります。頭皮マッサージをすることで血行もよくなり、リフトアップにも効くのでおススメです。
・ストレスを溜めない
一番難しいですが一番重要なことです。ストレスを溜めないように日頃からストレス解消をしましょう。といっても髪には規則正しい生活が良いので、夜更かしや暴飲暴食はほどほどに。お風呂でくつろいだり、趣味に没頭したりと、1日の中に1人でゆっくりリラックスして過ごせる自分時間を作ってみてください。
まとめ
春のヘアケアに大切なのは頭皮と髪のうるおいをキープして頭皮環境をよくすること!特に頭皮はいつの間にかダメージを受け、夏に生えてくる髪に元気がなくなり、夏には髪に大ダメージが・・・。健康な髪には健康な頭皮が必要不可欠です。髪だけでなく、頭皮ケアもしっかりしましょう!