キャピキシルとは?ミノキシジルとの違いとリントワにキャピキシルが配合されている理由。

Posted by Rintorofficial on

リントワシリーズに共通成分として配合されている「キャピキシル」。みなさんは聞いたことがあるでしょうか?

育毛成分に詳しい方や、いろいろなまつ毛美容液を試したことがある方はご存じだと思います。今回はこの「キャピキシル」についてお話します。

 

 

1.キャピキシルとは?


「キャピキシル」は、主に医薬品原料の開発を行っているカナダの会社『LUGAS MEYER COSMETICS(ルーカスマイヤー)』が開発したスカルプ成分です。

アジアで開催された世界最大級の化粧品原料展で賞を受賞したことがあり、メーカー推奨濃度を配合した製品には受賞エンブレムが与えられます。

キャピキシル認定マーク

●成分

キャピキシルは「アカツメクサ花エキス」と呼ばれる植物エキスと、4種のアミノ酸から構成される「アセチルテトラペプチド‐3」から成るコンプレックス成分です。

 

アカツメクサ花エキス


イソフラボン、フラボノイド、クマリンを多く含んでいます。保湿効果、抗炎症効果、シワの抑制効果が期待されており、皮膚の保護やエイジングケアを目的として化粧品に配合されています。イソフラボンに含まれる「ビオカニンA」には脱毛の原因である「5aリラクターゼ」を抑制する働きがあります。

 

アセチルテトラペプチド‐3


リシン、トレオニン及びセリンを含む合成テトラペプチドをアセチル化したものです。強力な細胞修復作用を持っており、皮膚や毛包に作用します。特に毛髪の成長に重要な毛包の伸長に大きく関わる成分です。

この2つの成分をミックスさせることで相乗効果が生まれ、より効果的な成分となったのがキャピキシルです。

 

 顕微鏡

2.キャピキシルとミノキシジルの違い


 ミノキシジルの3倍の効果があると言われ比較されることがあるキャピキシルですが、ミノキシジルの3倍髪の毛が生えるというわけではありません。髪の毛が生えたのではなく、毛包の伸長率の比較実験で約3倍の効果を示しています。

ミノキシジルは元々、高血圧症の治療薬の「成分」として使用されていました。患者に多毛の副作用がみられたことから、発毛剤の成分として開発が進み、医薬品成分として承認されています。髪の成長には毛細血管から届けられる栄養が必要不可欠です。ミノキシジルは血管を拡張し、頭皮の血行を改善することで毛根に栄養を届け、毛母細胞を活性化させることで発毛を促進します。

一方キャピキシルは、アカツメクサ花エキスとアセチルテトラペプチド‐3などの成分が組み合わさったプレミックス成分です。

「保湿効」「抗炎症効」「aリラクターゼの抑」「毛包の伸長効果」など、それぞれの成分が相乗効果により、頭皮トラブルに様々な角度から作用し、頭皮を整え髪が育ちやすい環境を作ることで、美しい髪を育むサポートをします。頭皮を整える効果が高いので乱れたヘアサイクルを正常に戻す効果もあります。

そして、ミノキシジルとの最大の違いは女性も使用できる点です。目立った副作用の報告もなく、ミノキシジルと違い妊娠中の女性もお使いいただけます。

 

 

 オイル

 血管を拡張し、栄養を多く送り込むことで直接的に育毛効果を発揮するのがミノキシジルです。一方キャピキシルは、脱毛の原因となる酵素を抑え、頭皮を健康な状態に戻すことでヘアサイクルを正常に戻し、髪の成長を促進さるなど様々な効果があります。

作用する部分が違うので、日本や海外のクリニックではミノキシジルの代わりとして処方されたり、ミノキシジルとキャピキシルを併用してより効果的に治療をしているところもあります。

 

3.キャピキシル配合製品が化粧品の理由


 キャピキシル配合の製品はすべて化粧品分類になります。キャピキシル配合の育毛剤を検索すればいくつか出てきますが、厳密には育毛剤ではありません。それはキャピキシルが化粧品分類の成分で、育毛剤と表示するためには配合成分すべてが医薬部外品である必要があるからです。

では、なぜキャピキシルが化粧品分類かというと、開発会社のルーカスマイヤー社は国際的なメーカーなので様々な国の法律に合わせて医薬部外品申請をすることは難しいこと(日本ではコンプレックス成分は登録された前例がないとの理由で登録できていません。)や、医薬部外品として登録されると配合量に制限がかかってしまうので、メーカーが検証して導き出した最適な濃度を配合できない可能性があります。

結果として化粧品成分のままで、効果が検証されている濃度を配合したほうがより効果を発揮することになります。

 

 

 女性

  

4.リントワにキャピキシルが入っている理由


 ほとんどのシャンプーにはキャピキシルが配合されていません。配合されていても効果的にはほとんど意味のない濃度で配合されています。

なぜか?理由は二つあります。

1つ目はキャピキシルが非常に高価な成分だからです。シャンプーの原価のほとんどは界面活性剤が占めます。リントワシャンプーは界面活性剤の中でも高価なタンパク質系の洗浄成分を贅沢に配合していますが、キャピキシルを有効濃度配合すると原価が約2倍になります。それほど高価な成分なのです。

2つ目の理由はシャンプーは洗い流すものなので、良い成分が配合されていてもあまり効果が期待できないだろうということです。

 女性 光

ではなぜリントワシャンプーにキャピキシルが配合されているのか?

それは髪や頭皮にお悩みのある方に本当に効果のあるシャンプーをお届けしたいからです。キャピキシルは海外の成分のため、あまり聞き覚えがないと思いますが、まつ毛美容液でも「アカツメクサ花エキス」や「アセチルテトラペプチド-3」が配合されているものが増えてきた、毛髪に効果的なエビデンスのある成分です。

洗い流すから効果がない、というところに関してはメーカーに問い合わせをして「高濃度(メーカー推奨濃度)で3分間以上、頭皮に接触していれば効果が見込める(頭皮にうるおいを与え、整える)」と回答いただきました。

3分間の泡パックをしていただくことで効果を実感していただけます。3分間泡パックしても髪と頭皮を傷めないように、界面活性剤や泡にもこだわりました。

 

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 リントワスカルプローションにもキャピキシルが配合されています。「リジュリン」「グリチルリチン酸2K」「酢酸トコフェノール」「パンテノール」など女性に嬉しい優しい成分をはじめ、18種類の天然由来成分を配合。1日2回、朝晩お使いいただくことで頭皮に成分が絶え間なく作用し、効果的にお使いいただけます。髪が細くなってきた、ボリュームが減ってぺったんこになってきた方にもおすすめです。ハリコシを与えるので髪の立ち上がりがアップ。リントワシャンプーと併用いただくことで髪も軽くなり、頭皮が整うのでスカルプローションの効果がより高まります。

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価格に関しても、原価は削らず利益を削ることで対応しました。利益がないので宣伝広告ができませんが「よいものは世に広がる」との信念をもってできた『リントワ』を是非一度使ってみてください。

 

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