アミノ酸系とPPT系、どちらを選ぶ?髪と頭皮を考えたシャンプー選び

Posted by Rintorofficial on

シャンプー選びに迷っていませんか?
ドラッグストアやネット通販には、たくさんの種類のシャンプーが並んでいますよね。

「アミノ酸系は髪に優しいって聞くけど、PPT系って何?」

「結局どっちを選べばいいの?」

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
どちらも髪や頭皮に優しいタイプのシャンプーですが、それぞれに特長があります。

今回は、美容業界でも注目されている「アミノ酸系」と「PPT系」の違いをわかりやすく解説していきます。

 

 

 


1.アミノ酸系シャンプーとは?


まずは多くの方が聞いたことのある「アミノ酸系シャンプー」から。
アミノ酸シャンプーは、髪や肌のタンパク質を構成する「アミノ酸」に洗浄力を持たせた界面活性剤をメインにできています。低刺激で髪や頭皮に優しいシャンプーです。肌と同じ弱酸性なので負担が少なく、洗浄力も適度で余分な皮脂を落としつつ、うるおいを保つことができます。

特徴

•洗浄力がマイルド

髪や頭皮に必要な油分を残しつつ、汚れをやさしく落とします。

•低刺激で敏感肌にも向いている

頭皮が乾燥しやすい方や、肌トラブルが気になる方にも安心して使えます。

•うるおいを保つ

アミノ酸は髪や皮膚の構成成分でもあるため、髪や頭皮に自然になじみやすく、しっとり感を与えます。


メリット

•頭皮や髪にやさしい

•毎日使っても刺激が少ない

•乾燥やフケが気になる人に向いている

 

デメリット

•洗浄力が穏やかなので、皮脂が多い人やスタイリング剤をしっかり使う人は泡立ちが悪くなったり、洗い残しを感じることも。

•髪のダメージ補修力はそれほど強くない。

•価格が高め

つまり、「やさしく洗う」ことに特化したシャンプーがアミノ酸系です。

 

 

2.PPT系シャンプーとは?


次にご紹介するのが、近年注目を集めている「PPT系シャンプー」。
PPT系シャンプーは、髪の主成分であるタンパク質を加水分解して分子を小さくした「ポリペプチド(PPT)」に洗浄力を持たせた界面活性剤をメインにできています。PPTはアミノ酸が連なったものなので分子量が大きく、髪のダメージ部分を洗いながら補修することができます。しっとりとした洗い上がりが期待でき、ハリ・コシ・うるおいを与えます。

PPTとは?

PPTとは「ポリペプチド(Polypeptide)」の略で、タンパク質を細かく分解した成分のことです。
髪の毛は主に「ケラチンタンパク質」でできており、カラーやパーマ、紫外線、熱によるダメージで内部のタンパク質が流出してしまいます。
PPTは分子が小さいため、ダメージでできた髪の隙間に入り込み、補修・補強をしてくれるのです。

PPT系界面活性剤とは?

一般的なシャンプーは「石油系」や「高級アルコール系」と呼ばれる界面活性剤をベースに作られています。これらは洗浄力が強く、皮脂や汚れをしっかり落とせますが、その分、髪や頭皮への刺激が大きく、乾燥やダメージを招くこともあります。
一方、PPT系界面活性剤は髪と同じタンパク質由来でできています。
そのため髪や頭皮との親和性が高く、洗浄しながら髪を補修できるという大きな特長があります。

・ケラチンPPT(髪や爪と同じ成分由来)

・コラーゲンPPT(保湿効果が高い)

 ・シルクPPT(なめらかさとツヤを与える)

これらを配合することで、「洗浄+補修+保湿」を同時に叶えることができるのがPPT系シャンプーなのです。価格はアミノ酸系と比べても高価格になりますが、効果は抜群です。

 

アミノ酸系とPPT系を比べてみる


 

アミノ酸系、PPT系ともに元はアミノ酸からできていますが、分子量の大きさが違うのでそれぞれ効果も違ってきます。

 

特徴

アミノ酸系シャンプー

PPT系シャンプー

洗浄力

穏やか(やさしく洗う)

穏やか〜中程度(汚れを落としつつ補修)

髪への効果

うるおいを保つ

髪の補修・補強ができる

頭皮へのやさしさ

とてもやさしい

やさしい+地肌環境を整える効果も期待

ダメージケア

弱め

強い(内部補修ができる)

向いている人

敏感肌・乾燥肌、ライトダメージの人

カラー・パーマ毛、ハイダメージ毛、エイジング毛

 

この様に違いはありますが、最大の違いは髪の補修効果があるかないかです。PPT系は界面活性剤で唯一、髪補修効果があります。PPT系界面活性剤の配合割合が高いシャンプーは髪内部の補修力がトリートメントの補修効果より高い場合があるので、髪が傷んでいる方に特におすすめです。

 

4.どちらを選ぶべき?


結論から言うと、どちらが良いかは髪と頭皮の状態、ライフスタイルによって変わります。

アミノ酸系がおすすめの人

・頭皮が敏感で、刺激の少ないものを探している

・乾燥肌、フケ、かゆみが気になる

・髪ダメージは軽度で、とにかくやさしい洗浄力が欲しい

 

PPT系がおすすめの人

・カラーやパーマを繰り返している

・髪が細くなり、ハリやコシがなくなってきた

・枝毛や切れ毛が気になる

・エイジングによる髪質変化を感じている

・「洗うたびに補修する」シャンプーを使いたい

 

特に髪のダメージが気になる人や、髪が細くなってきた、ボリュームが減ってきたなどの年齢とともに髪質の変化を感じる人にはPPT系がおすすめです。

 

 

5.PPT系シャンプーの魅力をもっと詳しく


ここで改めてPPT系の魅力を整理しましょう。

①洗いながら補修できる

ダメージでスカスカになった髪内部を、タンパク質で補強。毎日のシャンプーがトリートメント効果を持つイメージです。

②髪と同じ成分だからなじみやすい

髪の主成分と同じ由来のケラチンやコラーゲンなので、浸透・吸着しやすく、効果が持続しやすい。

③頭皮にも優しい

一般的な石油系に比べて低刺激。必要な皮脂を残しつつ汚れを落とすので、頭皮環境の改善にもつながります。

④エイジングケアができる

髪のハリ・コシ不足や、ボリュームダウンに悩む世代にもおすすめ。根元からふんわり立ち上がる仕上がりに。

 

 

6.正しい使い方で効果を最大限に


せっかく良いシャンプーを使っても、使い方を間違えるともったいないですよね。PPT系シャンプーの効果を高めるためのポイントを押さえておきましょう。


〇より効果を高めるシャンプーの仕方

①まずは予洗いをしっかり

お湯だけで12分流すと汚れの7割は落ちます。予洗いがしっかりできているとシャンプーが少ない量で泡立ちます。

②泡立ててから髪と頭皮に

シャンプーは手のひらで泡立ててから。原液を直接つけると負担になります。シャンプーが泡立たない場合は2度洗いもおすすめです。1度目は髪だけをサッと洗い、2度目は十分に泡立てて頭皮を洗いましょう。

③頭皮をマッサージするように洗う

指の腹で優しくマッサージ。血行促進効果も◎

④すすぎ残しは大敵

2~3分、時間をかけてすすぎましょう。耳の後ろや襟足は特に念入りに。シャンプーのすすぎ残しがあると、炎症やかゆみ、におい、べたつき、抜け毛などの原因になります。

⑤トリートメントやアウトバスケアと併用

同じPPT由来のトリートメントと合わせると、補修効果がさらに高まります。

 

7.まとめ


 アミノ酸系シャンプーは「やさしく洗う」ことに特化したシャンプーです。頭皮や肌が敏感な方におすすめ。

PPT系シャンプーは「洗いながら補修する」ことができる、新世代のダメージケアシャンプー。特にカラーやパーマを繰り返す方、エイジング毛に悩む方にぴったり。

毎日のシャンプーを変えるだけで、髪は確実に変わります。

「やさしさ重視のアミノ酸系」か、「補修力重視のPPT系」か。

今の髪の状態に合わせて、ぜひ自分に合ったシャンプーを選んでみてください。

 

リントワ シャンプーはケラチンとシルク由来のPPT系界面活性剤を主配合し、スカルプケア成分キャピキシルを原料メーカー推奨濃度配合したシャンプーです。
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