
シャンプーを探しているうちに、最初は何が気になっていたのか、分からなくなってしまう。
アミノ酸、スカルプ、ダメージケア。説明を読むほど気になるものが増えて、結局いつものシャンプーに戻ってしまった……。そんなことはありませんか。
選ぶときは、今の髪や頭皮で困っていることと、好みの仕上がりを思い浮かべてみてください。そのうえで、洗う成分や、お手入れの組み合わせを見ていくと、選ぶ理由も見つけやすくなります。
よいと聞いたものが、そのまま自分にとって使いやすいものとは限りませんよね。
毛先を落ち着かせたいのか。根元の軽さを残したいのか。それとも、髪だけでなく頭皮にも気を配りたいのか。
今回は、ご自身の髪に合うシャンプーを探すとき、どこから考えてみるとよいかをお話ししたいと思います。
今のシャンプーで、何が気になっていますか?
シャンプーを変えようと思った、きっかけを覚えていますか。
髪を乾かした後、毛先が広がっていた。朝、ブラシを通すと引っかかるところがあった。きれいに整えたつもりでも、午後には根元がぺたんとしていた。
あるいは、これといった不満はなくても、以前とは髪が違ってきたように感じたのかもしれません。
そんなとき、今までより自分に合うものを探したくなりますよね。
でも、「髪によさそう」というだけでは、選ぶ範囲はなかなか絞れません。
たとえば、毛先のパサつきが気になっている方と、髪全体が重くなりやすい方では、欲しい仕上がりも違うでしょう。頭皮の乾燥感が気になる方なら、洗った後の頭皮の心地よさも確かめたいところです。
まずは、何を変えたいと思ったのか、そこに戻ってみてください。
今のシャンプーにも、気に入っているところはあると思います。香りは好き、根元の軽さはちょうどよい、でも毛先だけが気になる。
気になるところだけでなく、残しておきたいところもある。 そこまで考えてみると、次に選ぶものに求めることも、少し具体的になるのではないでしょうか。
頭皮が気になるとき、毛先が気になるとき

頭皮も髪も一緒に洗うのだから、同じように考えてよい気がしますよね。
けれど、気になる場所を少し分けてみると、選ぶときの見方も変わってきます。
洗った後の頭皮が気になるなら
すっきり洗いたいと思って選んだのに、洗った後は何となくつっぱる。反対に、やさしそうなものに変えたら、洗い上がりが物足りなく感じる。
どちらも、毎日のことなら気になってしまいます。
頭皮が気になるときは、爽快感の強さだけで決めず、洗った後にどう感じるかも思い浮かべてみてください。すっきりした感覚と、心地よく使い続けられることは、必ずしも同じではありません。
また、シャンプーを選び直す前に、お湯を熱くしすぎていないか、爪を立てて洗っていないかも、一度見直してみましょう。使うものだけでなく、洗い方にも目を向けていただければと思います。
頭皮にも気を配りたいときの選び方は、こちらで詳しくお話ししています。
なお、赤みやかゆみ、刺激がある場合は、使い心地の好みとは分けて考えてください。使用を中止し、続くようであれば皮膚科へ相談しましょう。
毛先の引っかかりや広がりが気になるなら
毛先の方は、カラーやパーマ、ブリーチをしてきた部分でしょうか。それとも、最近お手入れを変えたところでしょうか。
同じ一本の髪でも、根元と毛先では状態が違います。根元は重くしたくないけれど、毛先にはもう少しまとまりが欲しい。そんなこともあると思います。
その場合は、髪全体をしっとりさせるシャンプーを探すだけでなく、毛先に使うトリートメントとの組み合わせも考えてみてください。
根元の洗い上がりは気に入っているなら、まず毛先のお手入れを調整する方法もあります。反対に、洗うものから見直したいなら、毛髪補修を考えた洗浄成分を手がかりにしてもよいでしょう。
頭皮か毛先か、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。気になる場所ごとに、何をしてあげたいのか考えてみましょう。
シャンプーの洗う成分はどんな役割?
シャンプーの説明を読んでいると、植物の名前や、美容成分が目に入ります。
何となく知っている名前があると、それだけで親しみが湧くこともありますよね。
でも、シャンプーを選ぶときに、一緒に見ていただきたいのが「洗う成分」です。
シャンプーには、水をはじめ、汚れを落とす成分、指通りや使用感を整える成分、品質を保つための成分などが使われています。
その中で、皮脂や汚れを洗い流す役割を持つのが、界面活性剤と呼ばれる洗浄成分です。「アミノ酸系」「PPT系」といった言葉も、この洗う成分を知る手がかりになります。
たとえばPPT系には、タンパク質由来の成分を応用し、汚れを落としながら毛髪を補修する洗浄成分があります。
洗った後に何をつけるかだけでなく、洗うものにも髪のお手入れを考える。そんな選び方もできるのです。
ただ、美容成分が一つ入っていることと、製品全体が自分の髪に合うことは、同じではありません。
髪を洗い、すすぎ、乾かす。その一連のお手入れの中で、どう感じるのかを想像しながら見ていただければと思います。
アミノ酸系とPPT系の違いを知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
成分名は、選ぶための手がかりの一つ
「成分表示を見ましょう」と言われても、知らない名前ばかりでは、少し難しく感じますよね。
すべてを覚えなくてもかまいません。まずは、そのシャンプーが何を大切にして作られているのか、商品の説明と成分表示を見比べるところからでよいと思います。
洗った後のさっぱり感を大切にしているのか。毛先のなめらかさを考えているのか。洗浄と一緒に毛髪補修や頭皮のうるおいを考えているのか。
それが、最初に思い浮かべた「今の髪で変えたいこと」と重なるかどうかを見てみてください。
シャンプーは、いくつもの洗浄成分や、そのほかの成分を組み合わせて作られています。同じアミノ酸系、同じPPT系と呼ばれていても、すべてが同じ使い心地になるわけではありません。
また、成分表示の一つか二つだけで、洗浄力や仕上がり、肌に合うかどうかまで決めるのは難しいものです。
「この成分なら、どんな髪にも合う」という答えを探すよりも、なぜその成分を使っているのか、どんな髪や仕上がりを考えて作られているのか。そこまで説明されていると、選びやすくなりますよね。
今のお手入れと、一緒に使えるでしょうか
シャンプーだけを変えるのか、トリートメントも変えるのか。
選ぶときは、ここも少し考えてみてください。
新しいシャンプーが軽い仕上がりでも、毛先に使うトリートメントで好みのまとまりになることはあります。反対に、シャンプーもトリートメントも一度に変えると、どちらの違いで手触りが変わったのか、分かりにくいかもしれません。
同じシリーズでそろえる選び方もありますし、使い慣れたものを組み合わせる選び方もあります。
最初から一式を変えることにこだわらず、今のお手入れのよいところも残しながら、ご自身に合う組み合わせを考えてみましょう。
乾かした後の髪を思い描いてみる
お風呂で流したとき、指がするっと通ると、少しうれしくなります。
でも、シャンプーを選んだ理由を思い出すと、気になっていたのは、乾かした後や翌朝の髪だったのではないでしょうか。
朝のブローがうまくいかない。毛先が広がる。根元がつぶれて見える。
その悩みを考えるなら、すすいだときの手触りに加えて、乾かした後の仕上がりも見てあげたいところです。
毛先は落ち着いているか。前髪やトップは重くなっていないか。翌朝、ブラシを通したときに扱いやすいか。
しっとりした手触りが好きなのか。さらっと動く感じが好きなのか。それによっても、気持ちよく使えるものは変わります。
たとえば、髪が細く、重い仕上がりが苦手な方なら、毛先のなめらかさだけでなく、乾かした後の根元も確かめてみてください。
髪が太く、しっかり落ち着く仕上がりが好きな方なら、シャンプーと毛先のお手入れを組み合わせたときに、どのくらいまとまるかが気になるでしょう。
「よく泡立った」「しっとりした」で終わらず、いつもの朝が少し扱いやすくなるかどうか。
そのくらい身近なところで考えると、ご自身の髪に合うものも見つけやすくなると思います。
毎日の髪を思い浮かべながら、選んでみましょう

気になる成分を見つけたから、使ってみたい。好きな香りだから、毎日が少し楽しみになりそう。
そんな選ぶきっかけも、あってよいと思います。
そのうえで、今の髪や頭皮で何が気になっているのか、どんな仕上がりが好きなのかを重ねてみてください。
毛先のお手入れを変えるのか。洗うものから見直すのか。この先の髪のために、頭皮にも目を向けるのか。
求めているものが見えてくると、たくさんの商品の中から選ぶときも、少し迷いにくくなるのではないでしょうか。
リントワでは、今ある髪を洗いながら補修するために、ケラチンとシルク由来のPPT系洗浄成分を主に使っています。そして、これから生えてくる髪も大切にしたいという思いから、頭皮にうるおいを与え、すこやかに保つためにキャピキシルを配合しています。
今日の毛先も気になるけれど、その先の髪のことも考えて選びたい。
そんな方は、リントワの考え方がご自身に合うかどうか、こちらの記事ものぞいてみてください。
成分や使い方を先に確かめたい方は、商品ページからもご覧いただけます。